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委員会通信

虐待対応委員会通信-NO.7-

委員会通信

-目次-

1.高齢者虐待防止学会(第20回千葉大会)に行ってきました
2.当委員会主催による研修(令和6年11月6日開催)のご報告
3.ディスカッション研修のご案内
4.あれこれ用語集
5.コラム

リーガルサポート東京支部・虐待対応委員会です。

1.高齢者虐待防止学会(第20回千葉大会)に行ってきました

虐待対応通信NO.6でご案内しました、日本高齢者虐待防止学会(令和6年9月14日開催)に当委員会の委員が参加してきました。
会場の淑徳大学千葉キャンパスでは、オンライン配信では受講できないプログラムも開催され、活発な質疑応答がなされ、現地ならではの熱量を感じることができ、非常に有意義な一日となりました。
高齢者虐待の実態を知り、また専門職後見人として虐待の予防・防止に、いかにして寄与できるかを考えていただけるよう、当委員会は、みなさまに適切な情報を提供するため一層の精進をしてまいります。
また、各委員がそれぞれ参加したプログラムの報告書を作成しています。ご興味のある方は当委員会へお問い合わせください。

報告書要約

2.虐待対応に関する研修のご報告

令和6年11月6日に、弁護士の八杖友一先生を講師に迎え「専門職後見人としての虐待事案との関わり方」をテーマとした研修を開催しました。
数多くの虐待事案を受任され、また各自治体のアドバイザーも務められている、いわゆる「虐待対応のプロ」である講師の実例を基にした講義は、後見人等の困惑や緊張、自治体との連携や課題解決による安堵感などが連想され、臨場感あふれるものとなりました。
シリーズ化を含め、今後も会員のみなさまにとって有意義な研修となるよう、早速来年度の企画検討を始めています

3.ディスカッション研修のご案内

本委員会主催のディスカッション研修を、令和7年2月12日(水)に開催することを予定しています。
詳細が決まりましたら、改めてご案内申し上げます。

4.あれこれ用語集

⑤虐待の種類

高齢者虐待防止法において、高齢者に対する虐待の種類は次の5つに定義されています(法2条4項5項)。
ⅰ)身体的虐待 ⅱ)介護・世話の放棄・放任(ネグレクト) ⅲ)心理的虐待ⅳ)性的虐待 ⅴ)経済的虐待
なお、経済的虐待は、養護者(通信NO.6をご参照ください)ではない親族が行っている場合にも高齢者虐待防止法が適用になり、通報義務の対象となります。

5.コラム

学会に参加してきました。今回の学会では「虐待をいかに防ぐか」というテーマで地域での取り組みも紹介されていました。
そこで印象に残った言葉は、『つながる』です。虐待を防ぐには、認知症の方やその家族もそして支援者も、サポートしてくれるどこかと繋がっていることが大切です。
『地域住民も行政も専門職もみんなで総力戦!』 1人で頑張り過ぎている時にはこの言葉を思い出して欲しいです。(委員M.S)

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